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だ液のちから

こんにちは
八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。
今回は『だ液のパワー』についてご説明したいと思います。
だ液というと消化を助けるだけの役割だけと思われがちですが、実は多くの効能を秘めています。
①飲み込みやすくする
だ液中のムチンという物質の働きによって、食べ物を柔らかくしたり口内を滑らかにして嚥下を助けます。
②がん予防
ペルオキシターゼという酵素は食物内に含まれる発がん性物質の発がん作用を消す働きがあります。
③脳を活性化
神経成長因子が含まれているため、神経細胞を活性化し、脳神経の機能を回復してくれます。
④病気を予防する
だ液にはラクトフェリンなど抗菌作用がある成分がいくつか含まれ、菌の侵入を防ぎます。
⑤アンチエイジング効果
耳下腺から放出されるパロチンというホルモンが、筋肉・内臓・骨・毛髪の発育を盛んにしてくれます。
⑥虫歯・歯周病予防
だ液は口内を洗い流し、清潔に保ちます。また、歯の再石灰化で虫歯も予防してくれます。

だ液がないと老化が進む?
だ液には、廊下の大きな原因といわれている「活性酵素」を減少させる働きがあることもわかっています。
歳を重ねるとだ液が減少する傾向にあります。人によっては20代の半分になってしまう人もいます。

だ液が少なくなったと感じることはありませんか?
もしかして、それは『ドライマウス』かもしれません!
ドライマウスとは口腔乾燥症のことで、だ液分泌が少なくなる症状です。原因は、薬の副作用や特定の病気が挙げられますが、口呼吸などの習慣やストレスが関係することもあります。日ごろからリラックスをこころがけ、「口が渇く」「口臭が気になる」などの心配な点はご相談ください。

だ液はには様々なパワーがあることがお分かりいただけたと思います。だ液が少なくなったと感じたら、まずご相談ください!だ液腺のマッサージ方法などもありますので、お教えいたします。