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ご褒美にガチャガチャを

こんにちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

 

小さい子たちにとって歯医者さんというのは、とてつもなく痛いことをされてしまうんではないかと不安を感じる場所ですよね。お口の中のチェックだけでも嫌がってしまう子供はいっぱいいます。音、臭い、白衣、金属の器具など不安を感じてしまう要素が歯医者にはいっぱいあります。よつ葉歯科クリニックでは、そんな不安要素を少しでも排除したり、目に入れないようにしたりするよう努めていきます。

また先週、よつ葉歯科クリニックにガチャガチャが導入されました!治療を頑張ってしてくれた子にはガチャガチャができるコインを差し上げます!少しでも歯医者さんに来てよかったと子供達にも思ってもらえるような医院づくりをしていってます。

内覧会の特典!

こんにちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

 

ついに内覧会までの1週間を切りました!院内もしっかり歯科治療が行える用意が整ってまいりました。

患者様が治療だけでなく、待合室の空間でも落ち着いて、くつろげるよう心掛けて準備しております。

 

内覧会で、はせっかくのお休みのなかお越しいただいた方に損をさせないよう、様々な特典や企画をご用意しております。普段の歯科治療中などに聞けないような内容も、どんどん聞いていただいてかまいません。

また、当日はご予約していただいた方には歯科専売のボトルガムやフッ素配合歯磨き粉をご用意しております。

是非ご予約していただいて、お持ち帰りください!

 

研修スタート!

こんばんは

川崎市川崎区八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

 

今日からついにスタッフさん達の研修がスタートしました!

開院より患者様方によりよい歯科医療を提供できるように今日からしっかり準備していきます。

開院と内覧会の準備は思っていたよりかなり大変ですが、スタッフの方たちが一丸となり順調に進んでおります。

楽しい内覧会ができるよう!最良の歯科治療を提供できるよう頑張ってまいりますので、よろしくお願いします!

その頭痛は歯ぎしりが原因かもしれません!

こんにちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

今回は以前も少しご説明しましたが、歯ぎしりが及ぼす影響についてご説明したいと思います。

 

現代社会はストレス社会ともいわれるように、多くの方々がストレスにさらされながら日々の生活を送っているのではないでしょうか。ストレスを感じないという方はほとんどいらっしゃらないでしょうが、ストレスを感じやすかったり、多忙で常に時間に追われる生活を送っている方にみられやすいといわれる口腔(こうくう)異常癖の1つが歯ぎしりです。

 歯ぎしりは主に寝ているときにしてしまう特徴があり、上下の歯をすり合わせたり、グッとかみしめたりすることで、歯や歯周組織を傷つけます。また、歯のかみ合わせの面や根元の面がすり減ってしまい知覚過敏を起こしたり、あごに過度に負担がかかることにより顎(がく)関節症を引き起こしたりしてしまいます。

 そしてひどくなるとこれらの影響により、かみ合わせのバランスが崩れ、肩こりや頭痛、さらには全身の姿勢にまで影響を及ぼすといわれています。

 寝ているときの歯ぎしりは睡眠が阻害され質の良い十分な睡眠をとることができません。歯ぎしりをする方の一晩の歯ぎしりでかかる力は、歯ぎしりをしない方の一生分の咬む力に相当するともいわれているのです。

 歯ぎしりの対策として、私たち歯科医がお手伝いできることは、患者1人1人に合ったマウスピースを作ること。マウスピースをはめることにより、マウスピースがクッションのような役目を果たし、歯やあごにかかる負担を軽減することができます。そしてあごや頬の筋肉をマッサージして、よくもみほぐしてあげることも大切です。

 その他、精神的ストレスの軽減や、リラックスできる姿勢で寝る、枕を低くして寝るなども対策の1つです。

 朝起きたときにあごが疲れていたり、口の周囲にこわばりがある。歯にヒビやすり減りがあったり根元が削れている。集中しているときに無意識にかみしめている。舌や頬にかんだ跡がある。肩こりや頭痛が常々ある-。このような症状がある方は、もしかしたら歯ぎしりが原因かもしれません。

 

入れ歯による発音障害、もし違和感を感じたら

こんにちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

 

とても残念なことですが、何らかの原因で歯を失ってしまった場合、失われた機能の回復と、お口の中の安定を保つための治療の1つとして入れ歯があります。入れ歯は、失った歯を補う取り外しタイプの人工歯で、大きく分けて部分入れ歯、総入れ歯の2種類があります。

 かむ機能を補い、特に前歯の場合は見た目による審美性の回復と発音の回復を目的として使用する入れ歯。ですが、初めての入れ歯や新しく作り直した場合に、食べ物を食べるときだけではなく、発音時に違和感を覚えたり、発音しづらかったりして不安に思ったことのある方も多いのではないでしょうか。

 私たちは、言葉を発する際、舌、唇、頬などの組織が関与し、これらを複雑に動かすことでお口の奥の方から外へと空気の流れを変えながら発音しています。お口の中にとって入れ歯は巨大な異物です。上あごの裏や歯ぐきにおおいかぶさる入れ歯は、口腔(こうくう)内を狭くして、舌、唇、頬などの組織が思い通りに動かず、発音(子音)に影響をきたします。

 特に上あごの裏をおおう形の入れ歯はお口の中の空間の形が変化し、共鳴腔が狭くなります。同時に子音発音時(特にサ行、タ行)は舌の接触の仕方が変化してしまい、発音障害をきたします。

 下の入れ歯が舌の動きの妨げとなる形では、ナ行、ラ行などが発音しづらくなります。

 はじめの1~2週間ほどは、お口を大きく開け舌をうまく動かしてお話をするトレーニングが必要となります。訓練を繰り返し行うことで、入れ歯周囲の組織がなじみ、発音時の違和感が自然に解消されることも多いですが、もし、痛みがある場合は無理に行わないようにしましょう。

 トレーニングを続けても、変わらず発音しづらかったり、舌を動かしづらい場合は、入れ歯の形の調整が必要となります。クリニックで診察を行い、ピンク色のプラスチック部分の厚みや、舌の動くスペースなどの調整を行うことで発音しやすくなるでしょう。

 調整を何度か繰り返しても、どうしても違和感を強く感じてしまわれる方には、自由診療にはなりますが入れ歯のプラスチック部分を金属に変更することで厚みを薄くし、違和感を軽減させることも可能です。お悩みの方は一度ご相談ください。

歯周病の陰に潜む全身疾患

こんにちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

 

歯周病は近年の研究から細菌による感染症であることがわかり、世界で最も多い感染症の1つであるといわれています。

 歯周病は、自宅での適切な方法でのブラッシングを日課とすることや、クリニックでのケアを行い歯周病菌を減らし重症化を予防できます。

 また、歯周病は歯を失ってしまう原因となる以外にも、さまざまな全身疾患と関わりがあることがわかっています。

 (1)誤嚥(ごえん)性肺炎

 日本人の死因の3位となっている肺炎の中でも約7割を占めているのが、誤嚥性肺炎です。身体には食べ物が胃へと運ばれる管(食道)と、空気を肺へと送る管(気管)が交差し、肺に異物が入らないようにと調整されていますが、口腔(こうくう)機能が低下することにより、唾液や食べ物が入ってしまい、それらとともに菌が入りこむことで炎症を起こすのが、誤嚥性肺炎です。

 (2)糖尿病

 歯周病と糖尿病はどちらか片方が悪化すると、もう一方も重症化するという相互関係にあります。歯周病が悪化し、炎症により産出されるサイトカインという特殊なタンパク質が、インスリンの持つ血糖値をコントロールする働きを妨げてしまうからです。

 (3)動脈硬化

 動脈硬化を引き起こした血管の内側から、歯周病菌が見つかったという報告があり、歯周病菌に血管を狭める作用があると考えられています。

 (4)肥満

 エネルギーを蓄積する作用のある脂肪細胞は、一方で歯周病を悪化させるサイトカインを産出します。そのため、肥満は歯周病の危険因子の1つであるといわれています。

 (5)骨粗鬆(こつそしょう)症

 骨の密度が減ってしまうと、歯を支えている歯槽骨もやせてしまい、歯周病である場合はより一層、歯を失いがちな環境になってしまいます。また、歯を失うことで、お食事からカルシウムを補うことが難しくなってしまい、さらに骨を弱くしてしまうのです。

 (6)早産・低体重児出産

 母親が歯周病に感染している場合、早産・低体重児出産の確率が高くなるという報告があります。

 お口の中には大変多くの細菌が存在し、不衛生になりプラーク(歯垢)が蓄積されることで歯周病は発症します。歯周病予防にはまず、プラークをしっかり除去することが大切です。適切なケアがよくわからない方は1度ぜひご相談ください。

妊婦さんになってからの歯科通院

こんにちは
川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

今回は、妊婦さんになったら歯医者さんにかかるにあたって気を付けることを、出産後の話も含めてご説明したいと思います。
少子化が叫ばれて久しい現代ですが、それだけに子供が三人四人とおられる家庭は少ないと思います。それにともない妊婦さんの妊娠に関する知識は個人差があり、とにかくよくわからなくて心配ですという方が歯科医院によく来られます。
妊娠がわかる時期には個人差があると思いますが、一般的には妊娠したことが分かった方は、アルコールを飲まないようにしたり、喫煙を控えたりするよう病院の先生から指導があるかとおもいます。今回は歯科の話なので、そのあたりの話ははぶきますが、皆さん知っての通り妊婦さんの口から入ったものは、胎児に大なり小なり影響があるということです。
歯科の治療は、お口の中なので影響が出やすい治療といえると思います。そういう意味で注意が必要なのです!
さて、妊娠中に歯科で気を付けることとしては、
①薬を飲む必要があるときどう対応するか
②麻酔などの注射が必要なときどのように対応するのか
③レントゲンなどをとる必要があるときどのように対応するのか
という三点が大きいかと思います。
以下のお話に関しては、ある程度以上のコンセンサスが得られているお話ですが、どうしても個人差や状況によっては、判断が難しいこともあります。ですので、あくまでこれを100パーセントのお話と考えるのではなく、一つの参考として考えていただければと思います。
まず、①の薬については、基本的には飲まないに越したことはないというのが答えになります。どうしても必要なときはリスクの少ないといわれているお薬を出すことになりますが、完全に胎児に影響のないと言い切れるお薬はありません。特に、妊娠15週までに関しては、大きな問題をおこす可能性もありますので注意が必要です。
ですから、親知らずの抜歯や痛みのある歯の神経を取るなどの処置はなかなか難しいといえるでしょう。そのためにも、妊娠する可能性のある方は、事前に歯の治療や検診を受けて備えておくべきだと思われます。
②の麻酔についてですが、基本的には歯科で使用する麻酔の種類や量であれば、妊婦さんに大きな問題になるようなことはないといわれています。麻酔薬は胎盤を通じて胎児血中に移行しますが、胎児に悪影響を及ぼす血中濃度にはなりません。ただし、麻酔をすることによるストレスや長時間の歯科治療は、妊婦さんの負担になりますので状態を見たうえで行うべきでしょう。安易な麻酔はよくないといえます。しかし、お痛みが大きなストレスや身体への影響を及ぼすことも考えられますので、必要に応じて患者さんと相談をして使っていくことになります。
③のレントゲンに関してですが、歯科の場合、首より上の範囲のレントゲン照射になりますので、下半身の防護用のエプロンなどを付けての常識的な範囲内でのレントゲン撮影に関しては、大きな問題はないと考えられます。ただ、この問題に関しても妊婦さんご本人の気持ちの問題が大きいと思いますので、どうしても必要なもの以外はとらないようにすることがよいと考えます。また、患者さんのほうで今はとりたくないというお話があれば、当院ではとらないことを最優先して考えています。ただ、治療上にレントゲンがあることでより的確なお話ができることも事実ですので、先生と患者さんのきちんとしたお話合いが大切ではないでしょうか。
以上の三点が主な注意点となりますが、妊婦さんの体調の変化も大きいですし、その状態を見つつ進めていくことが大切だと思われます。
これらのことを考えると、妊娠中の治療は避けたほうがいいのではということになりそうですが、逆に産婦人科の先生のほうで今のうちに歯の治療をしておきましょうという先生もおられます。それはなぜなのでしょう。。
一つは、つわりなどにより、歯ブラシをすることが困難になり、歯周病や歯肉炎をおこす妊婦さんが多いことが挙げられます。ホルモンバランスの問題も言われておりますが、やはり口の中をきれいにしておかないと、いろいろな問題が起こってきます。そういった時期的な問題が起こりやすいことが一つです。
また、安定期に入った妊婦さんは、産休に入ることも多く、この時期に歯の治療にきやすいこともあります。なかなか仕事をされている方は、虫歯などをためやすくなかなか治療に来れないこともあります。産休中は、比較的歯科医院に来る時間も取れやすいですし、出産してからは、子育てで忙しく、また、授乳することもあり麻酔を使う治療が受けにくくなることもあり、妊娠中の治療を進められることになります。
それから、これもよく言われることですが、子供が生まれたときは新生児は無菌状態です。それが五年ほどかけて口の中も含めた菌との共生状態を作っていくこととなります。そのとき一番影響を受けやすいのが、お母さんということになります。お母さんの口の中の菌が子供に移るのです。ですから、妊婦の時期に口の中の清掃や虫歯の治療を行うことで、口の中の悪い菌を少なくすることが大事になります。できれば、一緒に住むことになるお父さんも一緒に治療をすることがおすすめです。
そのほかにも、近年お口の健康が全身に及ぼす影響が多くいわれてますし、妊娠を期にご自分のお口の中を見直すということは、ご自身の人生を考えるうえでも大きなポイントになるのではないでしょうか。とてもいいことだと思います。
歯科医のほうも妊婦であることを理解したうえで、必要な処置、必要でない処置を把握し、説明することで妊婦さんの不安も少なくなると思いますし、そういったドクターを選んで歯科医院に出かけて見られてはいかがでしょう!
近頃の歯科医院は大きく変わってきています。痛みも少なく、説明もしっかり、いろいろと親身になって考えてくれる先生も多いと思いますので、子供のころから歯医者嫌いという方もイメージが変わる出会いがあると思います。
もちろん、妊娠する前にしっかり治したり健診を受けることもいいことだと思いますし、妊娠準備としての検診もおすすめです。出産前に来ていただければ、出産後に気を付けることなどのアドバイスもすることができますし、その後のお手伝いもできるかと思います。いずれにせよ、一度怖がらずに歯医者さんの門をたたいてみてはいかがでしょう!当医院もそんな方のお手伝いができるよう準備してお待ちしております!!

キシリトールについて

こんにちは
川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

今回はキシリトールについてお話したい思います。
キシリトールは天然素材の甘味料で、シラカバや樫を原料に作られています。
キシリトールは
・砂糖とは異なり、虫歯の原因となる菌(ミュータンス菌など)に酸を作らせません。また菌の増殖を防ぐ働きもあります。
・甘味による刺激で唾液の分泌を促します。
・歯の脱灰を防ぎ、再石灰化を促します。
以上の効果で虫歯を予防することができます。
ちなみに歯科医院で販売している歯科専用のキシリトールガムは市販のものよりキシリトールの含有量が多くなっております。また、市販のものより、くっつきにくく、ガムもしっかりしているので、唾液も出やすいです。
あくまで補助的な役割なので歯磨きは必須ですが、歯磨きができない外出時などにうがいの後に使用していただくのは効果的です。
虫歯ができやすい方は、歯磨き+αでキシリトールなどを用いて、虫歯を予防しましょう。

内覧会で予約していただいた方に、予約特典としてキシリトール配合のボトルガムをご用意しております。
是非ご予約していただいて、お持ち帰りください!

健康なピンクの歯茎へ!

こんにちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

若い頃はピンク色だった歯茎の色が最近黒ずんできた。歯と歯茎の境目部分がなんだか黒くなってきた。歯茎の色が気になって自然に笑えない。こんな風に感じられている方は意外に多いのではないでしょうか。

 今回は歯茎の黒ずみの原因と対策、治療についてお話しさせていただきます。

 まず原因ですが、

 (1)メラニン色素沈着

 お肌と同様に、歯茎へメラニン色素が沈着すると歯茎全体が黒ずんでみえます。

 (2)喫煙

 たばこに含まれるタールによる黒ずみ。また、一酸化炭素やニコチンは血管を収縮し血流障害を招くため、歯茎が赤黒く見えます。

 (3)長年の差し歯やかぶせ物(メタルタトゥー)

 かぶせ物の土台で使用される保険適用の金属は、どうしても酸化、腐食しやすいため、長期間の使用により銀合金の成分が溶出し歯茎に蓄積されてしまいます。かぶせ物自体に金属が使用されている場合も同様です。また、かぶせ物の内側に使用されている金属が透けてみえてしまうことにより、歯と歯茎の境目部分が黒ずんでみえることもあります。

 (4)歯周病

 歯周病の症状が進行すると、はれて赤みを帯びていた歯茎が次第に黒ずんでみえてきます。

 1度黒ずんでしまった歯茎は自然には元へは戻りません。

 原因が(1)、(2)の場合、レーザー治療や専用のお薬(フェノール液など)の塗布治療により黒ずみを解消することができます(ガムピーリング)。よつ葉歯科クリニックはNd-YAGレーザーを導入しております。疼痛も少なく、比較的に安価で、歯肉の黒ずみを解消できるので、一度ご相談ください。

 喫煙が原因の場合は同時に、喫煙を控えていただくことも大切です。

 (3)のメタルタトゥーが原因の場合、使用されている金属が原因となるため、一般的にはセラミックなどのかぶせ物に交換することにより黒ずみの悪化を防ぐことができます。

 (4)の歯周病が原因の場合は、まずはやはり歯周病治療が最優先となります。

 歯茎の黒ずみは、黒ずみの原因を把握した上での適切な治療が必要となります。白い歯と同様、健康的なピンク色の歯茎で、爽やかですてきなお口元を目指しましょう。

よく噛むことで認知症予防を!

こんにちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

以前もお口の機能は食べる以外にも様々な役割があることをご説明しましたが、今回は噛むことと脳の関係についてご説明したいと思います。

食べ物を口腔(こうくう)内へ摂取し、それを飲み込むまでに口腔内で行われる一連の生理的過程を「そしゃく(咀嚼)」といいます。この「そしゃく」が脳の働きを良くしたり、認知症の予防となるという関係性が、近年さまざまな研究から解明され、かむことにより脳が刺激されるという結果が注目されています。

 アルツハイマーの患者さんでは、神経伝達物質であるアセチルコリンの分泌濃度が低下することにより、記憶の状態が悪くなってしまっているという事実がわかっています。そして、同様に、歯がなくなり、歯や周囲の神経組織が失われると、良くかむことで刺激される、脳の海馬(かいば)が刺激されなくなり、アセチルコリンの分泌濃度が低下するということが、動物実験などで明らかになっています。

 「そしゃく」という動作は、さまざまな器官や神経を使う高度な作業となっているため、脳にたくさんの刺激を与えるのです。

 適切なそしゃく運動を得るためには、まずはしっかりとしたかみ合わせ、咬合(こうごう)を安定させることが必要です。咬合を安定させる要因としては、

 (1)歯や歯並びの状態
 (2)歯周そしゃくの状態
 (3)口唇、頬、舌の筋力
 (4)そしゃく筋の筋力や咬合力

 などが深く関係してきます。

 ただぼーっと1日中座ったままで過ごしているという状態の認知症が進行してしまっていた患者さんが、新しく入れ歯を作り、かむトレーニングを続けた結果、何でも食べられるようになり、それと同時に認知症が改善し、数カ月後には、1人で外出できるほどにまで回復されたという報告もあります。

 また、良くかむことは、顔周りの筋肉や、骨を鍛えることができ、シワの予防や、お肌のハリを保ち、お顔全体の老化防止にもつながります。

 かみ合わせをしっかりとさせ、良くかむことが身体だけでなく、脳の健康を導く重要な役割の1つであるということを認識し、バランスの良い食生活を心がけ、より健康的な毎日を過ごしましょう。