こんにちは
八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。
甘いものや、しょっぱいものついつい食べてしまうことってありませんか?でも間食って、それで虫歯になりやすいイメージがあるのでできる限り控えているという方も少なくないと思います。今回は虫歯になりにくい間食の方法をお教えしたいと思います。
まず虫歯発生のメカニズムですが、食事をすると必ず脱灰といって虫歯菌が砂糖を栄養にして産を産出します。歯の表面のミネラルを溶かしていき、これが進行すると歯に穴が空いてきます。しかし、食後数時間後に再石灰化といって、歯の表面が清掃されていると、だ液中のミネラルにより歯が補われます。お口の中では飲食のたいに脱灰と再石灰化が繰り返し起こります。しかし、歯の清掃を怠ると、脱灰が続き虫歯になります。
そのため、間食には!
①間食には時間と回数を決める
②飲食後は歯磨きをしっかりする
③就寝前30分の飲食は控える
以上をまずは気を付けてみてください。
次に虫歯になりにくいおやつをとりましょう
①おせんべいやクラッカーなど…比較的糖分が少なく歯ごたえが十分あり、だ液がたくさん分泌されます。
②乳製品や小魚など…健康な歯をつくるカルシウムは成長期のお子さんにおすすめです。
③くだもの…自然な甘さで比較的安心です。くだものによって様々な栄養素がとれます。
④すぐ溶けてなくなるおやつ…アイスクリームやゼリーなど、短い時間でなくなるものは、比較的虫歯になりにくいです。
⑤飲み物はお茶や水へ…特に緑茶は、殺菌作用がありフッ素も含まれます。
⑥アメとガムはキシリトール100%のものへ…市販のものは砂糖が含まれている場合もありますので、ご注意してください。
虫歯になりやすい間食習慣とは!
・スポーツ飲料、炭酸飲料を頻繁に飲む
・アメやキャラメルなど日ごろから常備している
・寝る前に飲食する習慣がある
・両親に虫歯が多い
・甘いものが好き
・間食の際に、時間をかけてダラダラと食べている
・フロスや歯間ブラシを使っていない
間食はイケないことではありません!特に子供にとっては大事な栄養補給の時間です!正しい間食の方法を理解し、楽しく飲食しましょう!