ブログ

blog

blog

ブログ

口呼吸に注意してください!

こんいちは

川崎市 川崎区 八丁畷駅前にある八丁畷クリニックファーム よつ葉歯科クリニックの角田です。

 

今日は朝からインフルエンザが流行しはじめているというニュースが放送されていました。これから寒くなり乾燥する時期に近づくにつれさらに流行することでしょう。

風邪を引きやすくなるこれからの時期に向けて、是非今から気を付けて頂きたいことがあります。
それは“呼吸の仕方”です!

「鼻で呼吸した方が良い」というお話を聞かれたことはございませんか?

「鼻呼吸が良い」と言われる主な理由…それは、“口呼吸”は、お口のトラブルや感染症などの引き金になる可能性がある為です。

「鼻ではなくて口で呼吸していたかもしれない」という方、今からでも遅くありません!!
“口呼吸”による影響についてご紹介いたしますので、是非お読み頂きまして
“鼻呼吸”を意識するきっかけにして頂ければと思います!

「呼吸の仕方なんて特に気にしたことがない」という方も多いかもしれません。
まずは、セルフチェックシートをご覧頂きまして、下記項目に当てはまるかどうかチェックしてみてください

いかがでしたか??
1つでも当てはまる場合は、無意識に口で呼吸をしているかもしれません。
さて、“口呼吸”による影響は、主に以下の4点が挙げられます。

①虫歯や歯周病になりやすく、口臭やドライマウスの原因にもなる

正常な口内に常に出ている唾液には、口内の細菌をやっつけ汚れを洗い流すなど様々な働きがあります。口呼吸をすると口内が乾燥してしまい、唾液の量が減少することで虫歯や歯周病の原因菌が繁殖した状態になり、口臭が強くなったりドライマウスになることも。

②歯並びが悪くなる

歯は、内側からの舌による圧力と、外側からの唇や頬の筋肉からの圧力の均衡が取れる位置に自然に並ぶようになっています。慢性的に口で呼吸をしていると、外側からの圧力がかからない為、出っ歯や受け口などの原因になります。お子さまの場合は骨格にも影響が出やすいことから、特に注意が必要です。

③風邪やインフルエンザ、アレルギーになりやすい

鼻で呼吸する場合は、外気を吸い込む際に一緒に取り込む細菌やウイルスなどの侵入を防ぐ機能が備わっている為、ウイルスに感染しにくく風邪を引きにくくなります。また、 鼻呼吸は冷たく乾いた空気を吸い込んでも、副鼻腔の働きにより加温・加湿された状態で空気を届ける機能も働きます。一方、口には外気に対する機能が備わっていない為、口呼吸は細菌やウイルス、塵などを直接取り込むことになり、風邪やインフルエンザなどのウイルスに感染しやすく、アレルギーを起こしやすいのです。

④老化を促進させ、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因にもなる

口呼吸の場合、口周りの筋肉が常に緩んだ状態となります。使っていない筋肉が徐々に衰え、口周りの筋肉(口輪筋)が緩むことで周囲の表情筋も緩み、それが皮膚の緩みに繋がり、目元や口元のシワの原因になります。
また、口呼吸は舌の位置を固定する筋肉も衰える為、二重あごになったり睡眠時に舌が気道を塞ぐことで、いびきをかきやすく睡眠時無呼吸症候群になりやすい状態をつくってしまいます。

⑤その他にも、“口呼吸”は“鼻呼吸”に比べて、呼吸が浅くなります。

酸素交換率が20~30%も減少する為、脳への酸素が不足し、肩こりや頭痛、睡眠不足、自律神経が乱れて免疫力が低下する原因になることも。“鼻呼吸”の第一歩として、まずは舌を正しい位置に収めることを意識してみてください。